●地域薬学ケア専門薬剤師制度

■地域薬学ケア専門薬剤師制度

2019年の医薬品医療機器等法の改正において、機能別の薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)の認定制度が導入されました。このうち、専門医療機関連携薬局とは、がん等の専門的な薬学管理に関係機関と連携して対応できる薬局のことで、学会認定等の専門性が高い薬剤師を配置することが人的要件となっています。日本薬剤師会では、都道府県薬剤師会と連携し、地域医療に貢献できる専門性の高い薬剤師を養成するための体制構築を進めています。
 日本医療薬学会の専門薬剤師制度「地域薬学ケア専門薬剤師」と「地域薬学ケア専門薬剤師(副領域:がん)」は、5年の研修期間を経て取得する、より実践的な認定資格で、指導薬剤師が在籍する基幹施設(病院)と連携することで、薬局に勤務しながら認定取得を目指すことができます。

■2024年度地域薬学ケア専門薬剤師基幹施設調整依頼について

【 申請資格 】
・勤務する薬局が地域薬学ケア専門薬剤師研修施設(連携施設)認定の要件を備えており、今年中に申請予定であること
・申請時点で、地域薬学ケア専門薬剤師暫定認定の要件を満たしていること
※ 詳細および申請についてはこちらから
2024年度基幹施設調整依頼申請受付は、8月31日(水)までです。

基幹施設一覧

本制度は、日本医療薬学会の専門薬剤師制度で、日本医療薬学会の会員であることが必須条件です。
和歌山県薬剤師会では研修を円滑に行うため、業務委託契約を交わし、研修先の基幹施設(病院)とのマッチング調整業務を行っています。

ページトップ